ファッション誌では「今季のトレンドカラーは○○」、、、
なーんて、
当たり前のように流行色が紹介されていますよね。
じゃあ一体、誰がどう決めてるかってご存知ですか?
実は、流行色を決めているのはインターカラー(国際流行色委員会)という機関で、2年も前から世界の情勢やイベントを考慮し、
年に2回、その機関に加盟の国の代表者が参加する会議で決められています。
ちなみに、その年の流行色は1色だけではなく、毎年500色の中から20~30色ほど選ばれています。
その中でも世界的な色の権威パントンが、
同社の『カラー・オブ・ザ・イヤー』2022年のトレンドカラーに
選んだのは、「ベリーペリ」(Very Peri /Pantone 17-3988)
ダイナミックな紫がかった淡いブルーが、温かみのある赤紫に溶け込み、この前例のない時代にあってなお、新しさを感じさせる色。
孤立し、張り詰めた時期を経験したことで
私たちの考え方や基準は変化し、
物理的世界とデジタル世界が新たな形で融合しています。
ベリーペリは現代生活のそのフュージョンと、
デジタル世界のトレンドカラーがいかに物理的世界で表されているか、
またその逆を示すものです
・・・と同社はプレスリリースで述べています。
その時代を象徴するカラーって、なるほど、
意味深く考えられ、使われているのですよね。
ブルーが持つ信頼性とレッドの高いエネルギーをブレンドして、
創造性と好奇心を促し、力を与える色になっている
リリースによると、もっとも大事なのは
「未来を明るい光で照らす」色だということだといいます。
また、ファッショントレンドって、必ずしも世界共通ではありません。
これは流行色でも同じことで、日本国内向けの流行色は
「日本流行色協会」というところが選定します。
この協会は、先程のインターカラーに日本代表として参加していて、
ここでインターカラーで決まった流行色と世間の動向などを加えて、
1年半前に日本のファッション業界に向けて流行色情報を発信しています。
2022年に向けて、日本流行色協会では
光満ちるコーラル(コーラルオレンジ)を選びました。
[カラーの選定理由]
新型コロナウィルスの感染拡大をうけ、
制限される暮らしが続きました。
いつ解放されるか分からない不安、変わっていく生活‥・
それでも私たちは日々の暮らしを諦めるわけにはいかず、
この不自由な状況になんとか適応しようとしてきました。
しかし、振り返ってよく考えてみれば、
差別、格差、資源の無駄遣いなど、
人にも地球にも優しいとは言えなかった「元通り」の暮らしに戻りたいでしょうか。
コロナで強制的に時間を与えられ、改めて自身をみつめたり、
身の回りを整理したり、生き物としての命のありようを認識する機会が訪れました。
これからの生き方を考えて生活を変えた人もいたのではないでしょうか。
Key words
前に進む力 / 鮮やかな世界 / 楽しみの再確認 / 瞬発力
そんな言葉で日本流行色協会は選定理由を語っています。
世界のものとは、全く異なる色ですが、
これは日本のテーマカラーとなるようで、
今年秋冬のヘアカラーもコーラルピンクは挙げられており、
時流のキーワードがトレンドヘア分野にも影響及ぼしているようです。
さて、年末年始、総決算、貴方はどんなヘアスタイルで新年、望みますか?
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